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2008年11月22日 (土)

常盤新平著「グラスの中の街」―抜書き―

翻訳者でもある常盤氏のペーパーバックとの出会いの頃の話。

50からの英語・洋書!!リウマチばあちゃんと英語」というブログがあるが、”リウマチばあちゃん”さんは、病気をかかえながら、ナント50歳から本格的に英語を勉強し始め、そして、ナント53歳から洋書を読み始めたそうなのだ。

それがいまや、次から次へと洋書を読破し、アクセス多数のブログのオーナーになっている。すばらしいの一言に尽きるsign03

彼女も、常盤氏の若い頃と同じように、現在もペーパバックと取り組んでいるのだshinebook

    寝ころんで読むのだから、辞書なんかひかなかった。わ
   からない単語をいちいちコンサイス英和でひいていたら、
   これはもう勉強であって、探偵小説は教科書に変じてしま
   う。
    古本屋で、ディケンズとかモームの小説を手にとると、は
   じめの二、三十ページに訳語の書きこみのあるやつによく
   ぶつかった。たぶん、そこで投げだして、古本屋に売った
   のだろう。そういうディケンズやモームはみなハードカバー
   である。

    辞書なんかひいていられるか、と私は生意気であった。
   しかし、はじめは何を読んでいるのかちっともわからないの
   である。かろうじて人が殺されたことがわかる程度だった。
   それに被害者の名前。
    それで、すぐに眠気をもよおす。それを一日になんども繰
   り返すと(ほかにすることがなかった)、やっと五十ページあ
   たりまで来る。それでも、一日に五十ページも読めるという
   のは、ずいぶん早いほうだった。五十ページまでいくのに、
   まあ、三日か四日はかかっていたはずである。

   五十ページまで何もわからずに読みすすむと、なぜか急に
   ストーリーが理解できるようになった。例外なくそうだったの
   で、五十ページという数字をいつまでもおぼえている。

    とくに、探偵小説は、はじめにわからない単語だらけであ
   るけれども、ストーリーが展開し、犯人がしぼられていくに
   つれて、わからない言葉が減っていくようだった。つまり、
   容疑者が減ってゆけば、その容疑者を形容する言葉も減っ
   ていって、犯人に関係のある単語しか残らなくなる。そのと
   きはじめて辞書にあたってみればいいわけであるが、そう
   いう言葉は文中になんどとなく出てくるから、前後の文章か
   ら類推して、自然に意味が明らかになるのだった。

もちろん、常盤新平さんと私などの"ど素人"と並べて語ることはできないけど、確かに楽しみで読むならなるべく辞書を引かないで読むほうが、進みももちろん早いし、筋もわかる。そりゃ、ペーパーバック自体が難しくてはそういうわけには行かないから、選ぶ必要はあるけど。

私も英文解釈がマニアックに好きだから、つい辞書を引いてしまう。だいぶ昔から英会話が得意な友達に、辞書を引かないで読めばと勧められていたにもかかわらず、なかなかその読み方に飛び込んでいけなかった。

一、二年前に、その読み方に挑戦したけど、結局資金や意欲が続かず、ポシャッたままcoldsweats02

でも、そのとき読んだシドニー・シェルダンの何冊かのペーパーバック、あれはpage-turner(読み出したらやめられない本)だったなあconfident

やっぱり多読がいいんだろうねbook

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