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2007年10月14日 (日)

山田太一著『いつもの雑踏いつもの場所で』―抜書き―(1)

抜書きを時々アップしているけど、私の抜書き帳は、若い時のは別にして、結婚してから再開したものはもう十冊目になる。

その再開のきっかけになったのが、この山田太一著『いつもの雑踏いつもの場所で』だ。もう今は手元にないが……

 今では面倒くさくて読まないような本の傍線は、要点だけつまみ食い出来て助かることもある。「こんなつまらないことに感心していたのか」と呆れることもある。
 鈍化、老化したところもあり、成熟、深化したところもあることが分かるのである。
 事情は抜き書きだって同じようなものだが、こちらはちょくちょくひらいて読み返すので、意外性はだいぶ薄くなっている。それでも「あれ、こんな抜き書きがあったのか」と読み返すたびに、そんな感じがあるのは、ある程度量があるからであろう。

 それでも読んで行くと、日記のような役割ももっているのである。その時期になにを読んでいたかが分るのは当り前だが、書き抜いていた時の感情を思い出したりもするのである。

 本は、やはり読んでも大半忘れてしまう。忘れるようなことは忘れてしまっていいのだ、忘れなかったものだけが、なにものかなのだ、という意見もあるが、忘れっぽい私は、反対である。
 抜き書きしたことも読んだことも忘れてしまっている文章に、いくらでも教えられることがあるのである。

 この文章を機会に、何年に一冊というような速度でいいから、抜き書きを復活しようと考えている。

本当に同感で、あなたにも是非、抜き書きをお薦めしたい!!

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