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2007年10月30日 (火)

高田明和著『脳を死ぬまで進化させる本』―抜書き―

今注目の脳…ですね(^_^;)

高田明和著『脳を死ぬまで進化させる本』より

使う回路は強化され、使わない回路は消滅していくのです。
 これを記憶について述べれば、一所懸命に覚えようとすれば、見たもの、聞いたものなどをつかさどる大脳皮質と海馬の関係が強化され、つながりの突起の数が増えます。
 また、このことを感情について説明すれば、いつも明るく考えていれば、脳幹から喜びを感ずる部分である側坐核などにつながる神経の数が多くなり、いろいろな場面で喜びを感ずる機会が多くなるのです。
 いっぽう、暗い気持ち、不安な気持ちでいると、怒り、恐怖をつかさどる扁桃の刺激が強くなり、普通の出来事にも不安を感ずるようになります。また暗い気分、うつな気分は帯状回という部分の興奮によるのですが、ここが刺激されるようになり続けます。
 不思議なことに、明るいことを考えていると、扁桃や帯状回への血液の流れは少なくなり、ここが刺激されないようになるのです。つまり、私たちが明るく考えたり、よいことがあったりすれば、脳は楽しいことを感ずる部分がどんどん刺激され、暗いことを感ずる部分が静かになってゆくのです。

これは聞き捨てならない(^_^;)どうしても悲観的に物事を考えてしまう人は、高田氏の話をよく聞いたほうがいいかも…

 つまり、あなたの脳をどのようにするかは、あなた次第なのです。もし心が脳の働きの産物なら、心はあなたが支配できるともいえます。あなたが明るくなりたいなら、あなたが自分の心を明るくすればよいのです。本当はそうすることができるのです。しかし、あなたがそうしなかったから、暗い気持ちにおおわれているのです。

友人に、その人といると気持ちがぱっと明るくなる人がいるが、両親は離婚しているし、自分の結婚も遅かった、一緒に暮らしていたお母様もすでに亡くなっている、そういう経験をしてきているのに、なのだ。彼女はきっと、自分で明るく考えるようにしてきた人なのかもしれないな。

私たちの脳は確かに物質の影響をうけており、ドーパミンやセロトニンが減ればうつ状態になります。しかし、私たちがどのように思い、どのように感ずるかでドーパミンやセロトニンの量を変えることができるのです。

明るく、元気が出るように脳の仕組みを調整すれば、脳は明るく考え、元気が出るようになるのです。いっぽう、なにごとも暗く考え、自分はダメだという神経の回路を強化し、何があっても自分を卑下し、将来に希望がもてないような気分にさせてしまうのです。

 脳はいつでもこのように変わる能力をもつのですが、とくに子供のときには脳が発達する時期ですから、楽しく考える、不安をもたせない、という教育が必要です。脳をそのようにもっていってやれば、子供は元気にあふれ、苦労をものともしない性格の大人に成長できるのです。

楽しい思いは脳細胞を刺激して数を増やす効果をもつのです。また、不安は脳細胞を死滅させますから、楽しい思いをもって、不安を感ずるのを少なくすれば、脳細胞は健全でいられます。これはとりもなおさず、ボケないということなのです。

楽しいことがあっても「そんなこと楽しんではいられない、この世では明日何が起こるかわからないのだから」などと考え、せっかくの喜びの機会を逃してしまうなどということは、じつにばかげたことなのです。

仕事がうまくいった、人にほめられた、家族によいことがあった、ということは少しの喜びにすぎないのかもしれません。
 しかし、これが大事なのです。これを「なんだこんなこと、大したことじゃないではないか」などと思って、喜びをかみしめないでいるのがいけないことなのです。

私自身も、こういう傾向があるから、この高田氏の見解は目から鱗、でした。皆さんはどうですか?

脳細胞は、運動、刺激的環境、訓練により、年をとっても増えると言いました。しかし、努力も楽ではありません。我慢して本も読み、社会のことにも関心をいだき、必要なら外国語の勉強をすることも大事でしょう。このような努力は、ときに苦しいと感ずることもあります。しかし、自分の脳のために努力しなくてはならないと考えて、努力することにしています。

五十路の私も努力せねば…(笑)

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著者:高田 明和
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