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2006年12月30日 (土)

『トータル・ウーマン』―抜書き―

若い頃、マラベル・モーガン著『トータル・ウーマン ―幸せな結婚を築く秘訣ー』(講談社刊)を読んだ。実はまだ手元にある。1977年発行のものだが、その後、文庫化されたらしい。でも、現在、版元品切れとか。

この本は、その頃、世界に広まってきていたフェニミズムから考えたら逆行していたといえるかもしれないし、その頃、手紙を頻繁にやり取りしていたアメリカ人の女性にも、この本を薦めて一蹴されもしたが、私は女性が男性との関係でうまく立ち回り(笑)、結婚生活を長続きさせるためには、そう捨てたものじゃないと思って、手帳に抜書きした。それがなんとなく頭の片隅にも残っていて、これまでの結婚生活の間、いろんな場面で応用していた気がする。

もちろん、どんな結婚生活にも当てはまるわけではないし、作者の言っていることがすべて正しいとは言えないが、作者が言う男性の特性みたいなものは、女性が頭に置いておいて損はないように思う。

「男性というものは、そのままの自分を、まったくあるがままの自分を受けいれてほしいのです。こうした全面的に彼を受け入れることが彼に、あなたがほんとうに彼を愛しているという確信を与えるのです。」

「あなたには、どんなことも腹蔵なく話せて、それを受けいれてもらえる友人がありますか? わたしにはあります。」「わたしは彼女に何でも言えるような気がするのです。拒絶されたり、非難や忠告を受けることなど気にせず、ありのままの自分でいられるからです。彼女はわたしを馬鹿にしたり、軽蔑したりはしません。わたしはお芝居などせずに自由にふるまうことができます。彼女はじっと話に耳を傾けてくれ、ありのままのわたしを愛してくれます。ですからわたしも彼女を愛しています。ご主人にたいしても、これとおなじことができないでしょうか?」(以上P.60)

これって、考えてみるとアクティブリスニングだな!

「家庭というものは夫の城なのだ、すくなくともそうあるべきなのだということを。彼は自分の城というプライバシーのなかで、自由を、なにをしようと自由なのだということを感じる必要があるのです。」(P.63)

「ご主人があなたに話をするときには、彼を賞めましょう。彼の言うことに注意を集中しましょう。あなたが傾聴しているということを彼に知らせるのです。雑誌を読むのはやめて、彼に注目しましょう。」「彼があなたのヒーローなのだということを知らせましょう。話の腰を折ったり、うわのそらでいたりしてはいけません。」(P.74~75)

「わたしたち女性は、男性というあの不思議な、だがすばらしい種族とは、非常に異なる考えかたをします。しばしば男性とコミュニケーションをはかろうとしますと、わたしたちはまったくちがう前提から出発していることに気づきます。男性が妻に話しかけるのは、自己の考えや知識を表明するためです。女性のほうは、感覚とか感情について話したがります。」
「女性は言葉で愛を表現し、言葉でそれを返してもらうことを期待します。男性は行動で愛情を表現します――性行為で、あるいは家に給料を持ち帰ることで、さもなければ妻に家を買ってやることで。」(P.175~176)

「一般の通念に反して、男性は妻との容赦のない、だらだらした口論を好みません。それが涙でも、またヒステリックな罵りでも、彼はそのような感情にどう対処していいのかわからず、自己の尊厳を護ろうとして、反撃に出るのです」(P.189)

まあ、これはアメリカの夫婦の話で、日本の夫婦には当てはまらないことが多いですが、それでも、この本の中の一つか二つだけでも、気になった言葉や文章を頭の隅にでもとどめておいたら、もしかしたら、ああ、このことかと思い当たる場面に出くわすことがあるかもしれません(^_^;)

[Karanosu2006から]

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